１．呪術廻戦 （芥見下々・集英社）
知ってた？人ってマジで死ぬんだよ
だったらせめて自分が知ってる人くらいは
正しく死んでほしいって思うんだ
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主人公 虎杖悠仁の言葉。
人生を積み重ねていくほどに生と死は隣り合わせに存在しているのだと感じるのではないでしょうか。しかし、若ければ若いほど「死」を身近に感じる経験は少なく、「死」とは何か非現実的な事だと捉えてしまうこともあるでしょう。
この言葉はそんな漠然とした「死」のイメージを判然とさせてくれます。
自分の大切な人が死ぬのは苦しいし、悲しい。ただでさえそんな感情になるのに、本人が満足な死に方をしていなかったり、苦しんで命を絶っていたとしたら、残された人はどんなに悔やむだろうか。
２．ブルーピリオド（山口つばさ・講談社）
中学の頃 友達に「死にたい」ってぼやいたことがあってさ
そしたらね 「じゃあ裸になって死になよ」
なにそれ恥ずかしいじゃん
「恥ずかしと思うなら」「どう見られてもいいと思えないなら」
「まだ死んじゃダメだよ」
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鮎川龍が主人公 八虎に向けて話した思い出話。
思考が働かなくなるほど追い詰められてはいない、体裁を気にしていられる余裕があるならまだ大丈夫。なぜなら人目を気にしないで自由に、我儘に生きていく道がまだ残されているのだから。
きっと今より楽に、楽しく生きていけるのではないでしょうか。
３．約束のネバーランド（白井カイウ、出水ぽかす・集英社）
ここじゃなくてもまだ死ねる
いいモノみせてやるから黙って来い
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主人公 エマがレイに向けていった言葉。
「今」自分で死を選択するのは間違っていませんか。死は自分で選択しなくてもいずれやってくいるのです。
物語（人生）を途中で終わらせてしまうほど名残り惜しく、つまらないことはないでしょう。最後まで物語を見てからでないと正しい感想は述べられないでしょうから。
４．両津勘吉（秋本治・集英社）
悩んだら まず「生きる」モードに切り替えてからスタートだ！
それからどう生きるかを探せばいい！
悩むと悪い方向にしか考えないからな！
まずその方向を潰してから明るい方向へと進んで行かねばいかん！
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主人公 両津勘吉の言葉。
自己嫌悪に陥ると負のスパイラルに陥ってしまうことがあります。過去の失敗を想起し、次もまた失敗するのではないかと、未来にまで悪影響を及ぼしてしまいます。過去と未来は、現在と切り離して考えることが重要であり、先ずは「生きる」モードに切り替えてからその次の選択肢に進めばいいのではないでしょうか。
５．鋼の錬金術師（荒川弘・スクウェア・エニックス）
思考を止めるな！生きる事をあきらめるな！！
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主人公 エルリックと同じ国家錬金術師のマスタング大佐の言葉。
困難なことがあっても諦めず、常に思考を働かせれば徐々に道は拓けていきます。それがたとえ失敗に終わったとしても間違った選択ではないから絶対大丈夫なのです。
なぜなら一番の失敗は諦めて死んでしまうことだと決まっているからです。
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