飛行機の機長と副操縦士は、絶対に同じ食事はとらない!それは一体なぜ?
飛行機は宙を舞い、私たちを色々な場所へ連れて行ってくれます。
私たちが安全で快適な空の旅を過ごすことができるのは、航空会社が様々な努力や工夫をしているからです。
今回はフライト中での、機長と副操縦士に関する問題です。
機長と副操縦士は必ず、別々の機内食を食べるそうです。それは一体なぜでしょうか?
ーヒントー
※機長の方が偉いから食事のランクも上下の差をつけている、というわけではありません。
※あくまで乗客の安全のためです。
答えは...機長と副操縦士が同時に食中毒にならないようにするため!
機長と副操縦士は、フライトの要です。多くの乗客の命を預かっており、体調管理は最も重要な仕事の一つです。
そんなフライトの要である機長と副操縦士が同じ機内食を食べ、二人同時に食中毒を引き起こした場合、安全な空の旅が一転、とてつもなく恐ろしい旅へと変わります。
もちろん衛生面や安全面を重視した機内食ではあるのですが、万が一のことも考え、機長と副操縦士は別々の機内食を食べているのです。
またその他にも、一方のパイロットが離席する際には、残された操縦者は酸素マスクを付けて操縦し、急激な減圧が起きても意識を失わないようリスク管理が行われているのです。
安全で快適な空の旅には、航空会社の知られざる努力や工夫がたくさんあるのです。
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